手話で踊るダンス
先日ぐうぜんネット上で目にした動画があったのですが、まだ若い女性ダンサーが、振付に手話を用いて踊っていました。
興味を惹かれて見ていると、どうやらその女性のお母さまが聴覚に障害があるらしく、言葉のやり取りが少し困難とのこと。
音楽も、あまり聞こえない様子でした。
そんなお母さまに自分の気持ちを伝えたい、との思いから手話をダンスの振付に取り入れたそうです。
ダンスは、言葉ではなく身体を使って気持ちを伝えられる表現方法です。
彼女のように手話を振付に取り込むことでより言葉としての意味が伝わりやすくなるのは確かですが、そうでなくとも、気持ちを表現することは可能です。
フィギアスケートの選手が日ごろのトレーニングにダンスのレッスンを取り入れる話は、ここ数年よく耳にするようになりましたよね。
それによって表現力が増したという選手の声も聞くようになりました。
以前よりもひとつひとつのしぐさや表情に対する意識が変わった、とのコメントを口にする選手もいらっしゃいました。
この、しぐさや表情というのが大事です。
決して難しいことを言っているのではありません。
もし、あなたが楽しい気持ち、うれしい気持ちを表現しようと思ったら、ムスッと不機嫌そうな顔で踊ったりはしませんよね?
逆に悲しみを伝えたい時にヘラヘラと笑ったりもしないでしょう?
要は、自分が何を伝えたいのかをキチンと把握すること。
実はそれがダンス上達の早道だったりします。先生から与えられた曲と振付を漠然と踊るよりも、この曲はどういった曲なのか、そしてどんなことを伝えようとしているのか、それを理解することで、あなたのダンスは格段に上達します。
もちろんそれとは逆に、ただ楽しそうな音楽が流れてきて、ただ楽しかったから身体が動いてしまった、というのも立派なダンスです。
それは頭で理解するよりも先に身体が理解しているということです。
ゆったりとした音楽に身体が揺らいでしまうのも同じです。
優れたダンサーとは、このふたつのバランス感覚に優れた方たちなのかもしれません。
皆さまは、これからどんなダンスを始めようとなさっているのでしょうか?
それがどんなダンスだったとしても、せっかくなら見ている方たちと気持ちを共有できた方がいいですよね?
どうしても振付のカッコよさ、動きのキレのよさ等に意識が向かいがちかとは思いますが、ダンスには気持ちを表現するという一面があることを忘れないでください。
案外、それは実生活でも役に立つかもしれませんよ。
私たちは日々、人と人とのコミュニケーションの中で暮らしています。
会社の同僚だったり、家族や友人だったり…いろいろな人たちとコミュニケーションを取らなければなりません。
自分の気持ちや考えていることをキチンと伝える…簡単なようでいて、けっこう難しいことですよね。
ダンスを習うことでそのスキルに磨きがかかるなら、やってみて損なことは、何もないのではないでしょうか?
ストンプでダンスを始めるということ
ストンプはダンスを学びたい方のための、クリーンでハイレベルなスタジオです。
ストンプではハイレベルなダンスまで学べますが、
『完全未経験者』の方のための『0から始めるダンスレッスン』コースがあり、
『本当に初めてのダンス』を0から1つずつ丁寧にお教えしていますので、
全年齢のどんな方でも、気軽にダンスの世界に入れます。
趣味としてされている会社帰りの方から、主婦の方、ご高齢の方、学生さん、キッズはもちろんのこと、
「ダンスの道で生きていきたい!」と強く願う方が、世界へ羽ばたくための
基礎作りやレッスンもしています。
「岡山で、こんなに本格的なストリート・ダンスが習えるんだ!」と、
きっと驚かれることでしょう。
ストンプは、ただ表面をまねしただけではない、
ストリート・ダンスとは切っても切り離せないカルチャーをも含んだダンス・スタジオです。
ダンスを始めるのに、『遅い』ということはありえません。
自己流で踊るのも素敵ですが、しっかりした基礎を習えば、もっともっと楽しい。
音楽にノって、自由に、のびのびと自分を解放し表現していく。
それが、ダンスの醍醐味です。
さあ、あなたもダンスを始めてみませんか?
新たな出会い・新たな世界が、あなたを待っています。
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