ロックダンスおさらい
三大オールドスクールの1つでもあるロックダンスは、1970年代に誕生したストリートダンスのジャンルの一つです。
「ロック (LOCK)」という言葉の由来は、激しい動きから突然静止する様子が鍵をかける時に「カチャ」とロックする様子と似ているところからそう呼ばれるようになりました。
ご存知の方も多いことと思いますが、ロックンロールのロックではないんですね!
日本のロックダンス
日本でロックダンスがブームを巻き起こしたのは1980年代に入ってからでしょうか。
トニー・ゴーゴーさんが日本の九州に在住し始めて、ロックダンスが日本に紹介されたといわれています。
ロックダンスは、細分化されたダンスシーンの中でも特にルーツや歴史、文化が大切に継承されており、先人たちの想いに敬意を払いながら日本のロックダンスシーンも日々進化を重ねています。
ロックダンスといえばボーダー柄
ロックダンスを考案したのはドン・キャンベルというロサンゼルスに住む青年でした。
1960年の終わりのことです。
激しい動きをしていると思えば突然カギが掛かったかのようにピタッと静止をするような、どこかコミカルな動きや表情。
当時の人々にとって、ロックダンスがどれほど斬新なダンスに見えたことでしょうか。
その後,彼は1970年に「The Lockers」を結成し、その際の揃いの衣装はとても特徴的なものでした。
底が厚いプラットフォームシューズ、ストライプのソックス、膝のちょっと下までしかない長さのパンツ、派手な色のシャツに蝶ネクタイ、変わった形をした異様に大きな帽子に白い手袋をはめた姿のまるでピエロのようないでたちで、確固としたスタイルを確立していきました。
それでロックダンスといえばボーダー柄、のような常識も生まれ、今でもロックダンスにボーダーの衣装を合わせるダンサーは多いです。
また、一見滑稽に見えるその衣装には、実は深い想いが込められているのですが、それはまたの機会にお話ししますね!
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